ペニスと包茎についての基礎知識

子供(幼児、赤ちゃん)の包茎は放置していい?いつから治療する?親がするべきこととは

最近もよくネットで見かける、"子供の包茎問題"。

包茎とは、包皮口と呼ばれるおちんちんの先端部分が狭いことで、亀頭を露出することが出来ない状態のことです。

自分の子供が包茎だと、親としてはついついいろいろと心配になるものですよね。


「親が無理にでも剥くべき」という情報があったり、「放っておけば大丈夫」、「小さいうちに手術するしかない」などさまざまな情報が書かれていて、一体何が正解か不明だったので、私もこの機会にしっかり調べてみました。


そもそも、子供はみんな包茎?


そもそも、生まれてきた男の赤ちゃんは包茎の状態が正常であると言われています。

世界には、生まれたての赤ちゃんの包皮を一部切り取る「割礼」をする地域も一部ありますが、日本にはその風習もないので、日本人の男の子の幼児はみんな最初は包茎の状態です。


むしろ、生まれてきた男の赤ちゃんのおちんちんが包皮をかぶっていない状態だとしたら、それは逆に先天性の病気の可能性や異常である可能性もあるようです。


それでは、一体何歳頃からおちんちんが剥けてくるのかというと、それはその子供によりさまざまです。

ほとんどの場合が生殖器が急激に成長し始める思春期までには、自然とスムーズに包皮を剥くことができるようになるそうです。


もっとわかりやすく言うなら、一般男性の成長期は18歳前後までと言われているので、18歳までに自然に剥けるようにならなければ、18歳以降に包茎が自然に治ることはないということです。

ということは、子供の頃から包茎でも思春期までは放置しておいていいということなのでしょうか?


子供の包茎、思春期までは治療は必要ない?


思春期頃には包皮がスムーズに剥けるようになるということは、その頃までは親は何もしないで放置しておいていいということなのかというと、そうではありません。

小児の包茎の場合、おちんちんを少しだけ軽く剥いただけで、5mm以上の穴が開いていれば、自然と包茎ではなくなる可能性が大きいそうです。

これは、だいたい小学生くらいまでなら様子を見ていいそうですが、5歳前後になってもおちんちんと皮との癒着が強い場合は、注意が必要だそうです。



もちろん、過剰に心配して無理に剥こうとする必要はありませんが、包茎が原因で起きる問題もいくつかあることを知っておいてください。

包茎が原因で起きる問題には、例えば「亀頭包皮炎」があります。


亀頭包皮炎とは、詳しくはこちらのページ包茎のデメリット!包茎が原因で起きるさまざまな病気と症状!亀頭包皮炎や陰茎がん、EDまで?!でもお話していますが、おちんちんの先端部分が炎症を起こして赤く腫れてしまったりするもので、お湯で洗って清潔にしたり塗り薬や内服薬で治ることが多いそうです。

この他、包茎によっておしっこをする際におちんちんの先端が風船のように膨らんで、意図しない方向へおしっこが飛び散ってトイレに困るなどもありますが、これについては特に健康面に影響が出ることはありません。


また、「恥垢」といっておちんちんの皮の内側に黄色、または白色のかたまりが見えることがありますが、これは包皮がむけてくるのと同時に自然に外に出されるものなので心配はないようです。

大人になってからの恥垢には細菌が含まれていたりしますが、この頃の子供のときの恥垢には細菌はついていません。


治療が本当に必要かどうか?そして子供の時に行う包茎治療とは?


では、幼児または小児のときに包茎の治療が必要かどうかは、親がある程度見極めなくてはいけません。

例えば、小学生くらいになってもおちんちんの先端に穴が見られなかったり、おちんちんと包皮との癒着が強い場合、あるいは包茎によって幼児のときから亀頭包皮炎を繰り返している場合です。


この場合、小児科または泌尿器科を受診することになります。

病院では、子供の包茎に対してどのような治療が行われるのかというと、最近は「ステロイド療法」または「包皮ほんてん」と呼ばれる治療です。

これは、包皮を根元側にひっぱって下げて、剥けなくなる狭い部分にステロイドの軟膏を塗ることで、露出させやすくするもので、通常は2週間以上継続して一定期間行う必要があります。

最初はやや出血することもあるようですが、手術ではないので痛みもなく効果も高いと言われています。


思春期をすぎる前には、包茎は親が解決してあげましょう!


包茎のまま思春期を迎え、親が放置してしまうと、子供はやがて自分が包茎であることが原因で精神的な苦痛を抱えてしまいます。

それだけではありません。

こちらのページ包茎だと性病になりやすいって本当?!尖圭コンジローマやクラミジア、カンジダなどの性感染症の症状で詳しくお話していますが、包茎であることは見た目の問題だけではなくさまざまな病気の原因にもなってしまうのです。


先ほども書きましたが、男性の成長期は18歳前後までですので、18歳までに自然に剥けるようにならなければ、18歳以降に包茎が自然に治ることはありません。

思春期を過ぎて、子供が自分の包茎を悩みとして捉える前に、ここまでお話したように親が手助けして包茎を解決出来る可能性もあります。


自分の子供が大人になってもなお、包茎に悩まされないために、しっかりと指導していってあげてくださいね。


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