ペニスと包茎についての基礎知識

包茎だと性病になりやすいって本当?!尖圭コンジローマやクラミジア、カンジダなどの性感染症の症状

包茎そのものは病気ではないものの、包茎のまま放置していることは、見た目の問題だけではなく包茎が原因で発病してしまう病気などがあるのを知っていますか?

包茎はコンプレックスではあるけど、見た目以上のデメリットがあったなんて...と驚いている男性も多いかもしれません。


「ただ皮がかぶっているだけだし...」と包茎であることを気にしないでいたり、見てみぬフリを続けていると、あとから取り返しのつかないことになりかねないということです。

ということで、このページでは包茎にまつわるさまざまな病気の可能性についてお話していきます。


包茎は「性病」や「性感染症」になりやすい?!


聞いたことがある人もいるかもしれませんが、包茎の人が性交渉やオーラルセックスなどで感染する、性病や性感染症(STD)になりやすいというのは、本当なのでしょうか。

包茎の場合、包茎であることが直接的に不潔だということにはならないものの、亀頭部分が包皮に常に覆われていることによって、尿や汗、体液などが混ざり合った"恥垢"という垢が溜まりやすく、恥垢は強烈な臭いの原因となったり、雑菌の温床となってしまいます。


包茎ではない人なら、入浴時にしっかりと皮をむいて洗うことが出来ますし、皮で覆われていないため、清潔に保つことが出来るのですが、包茎の場合はいくら自分で気をつけていても、清潔に保つことが難しいと言われています。


このように恥垢が溜まり、不衛生な状態が性病や性感染症をはじめとするさまざまな病気を招く原因となったり、病気が重症化しやすくなります。



包茎で恥垢が溜まりやすいことなどが原因であったりして、かかりやすい性病や性感染症にはどんなものがあるかというと...


●尖圭コンジローマ(せんけいコンジローマ)
尖圭コンジローマとは、HPVというヒト乳頭腫ウイルスの感染により、亀頭など性器の周辺や肛門あたりにイボなどが出来る、性病の一種です。

痛みやかゆみなどはありませんが、放置していると周辺にどんどん広がってしまい、薬剤や手術などで治療をしたとしても、再発することが多い厄介な病気です。


また、性行為などで感染してしまいますし、コンドームでも完全には防ぎきれないケースもあるため、大切なパートナーにも感染させてしまう可能性があります。

HPVの中でも、ハイリスク型HPVは子宮頸がんの原因にもなると言われています。


●性器クラミジア感染症
性器クラミジア感染症は、クラミジアトラコマチスという原因菌によるもので、このクラミジアトラコマチスは尿道や喉などに住み着くため、オーラルセックスでも感染してしまうケースが増加しています。

男性へのクラミジアの症状としては、排尿痛やかゆみ、不快感などがあります、フォアダイスという脂肪の塊との見分けがつきにくいため、早めの治療が必要です。


ちなみに、フォアダイスは真珠様陰茎小丘疹や包皮腺などをまとめてフォアダイスと呼ぶこともあり、性病ではないものの見た目などの問題から除去治療を受ける男性が多いそうです。


●淋病(淋菌感染症)
淋病とは、淋菌が原因の性感染症で、性行為やオーラルセックスなどで同時に性器クラミジア感染症も感染しているケースが多いです。

性器の他に喉や眼などにも感染し、男性の場合は排尿痛があり、放置していると無精子症になることもあると言われています。


最近では、薬に対して耐性を持った薬剤耐性淋菌も現れているため、治療が長期化したり再発したりすることがあります。


●梅毒
梅毒は、昔から"死の病"と呼ばれていた性感染症ですが、ペニシリン系の抗生物質が発見されたことにより、現在は完治する病気ではあるものの、かなり感染力が強いため感染しやすく、治療をしなければ段階的にどんどん進行していく病気です。

梅毒とは、トレポネーマが感染することで発症しますが潜伏期間は無症状で、感染してから3週間ほどで性器や肛門の周りなどにしこりが出来、放置すると腫瘍になり痛みが出ます。


梅毒は性交渉やオーラルセックスなどで感染しますが、梅毒の細菌は乾燥に弱く、感染経路は限定されていますが、包茎などで常に亀頭が皮で覆われている場合、酸素に触れずに湿った状態であるため、包茎ではない男性に比べると、細菌が感染する可能性は高くなると思います。


●カンジダ
カンジダは、真菌というどこにでもいるカビの一種で、もともと皮膚や口、膣内などに常在していますが、ストレスや疲れ、寝不足、体調不良など、体の抵抗力が落ちるとカンジダ膣炎やなどとして症状が現れます。

カンジダの症状としては、強いかゆみや白いおりもの、性交時の痛みなどで、男性の場合は亀頭や包皮などにかゆみや赤み、恥垢の増加、亀頭包皮炎の原因にもなります。

カンジダは、カビの仲間であるため、湿気や温度が高い場所を好みます。

そのため、包茎などで常に亀頭部分が湿気が高い状態になっていると、カンジダのカビも増殖しやすくなり、注意が必要です。



やはり、包茎の男性の場合、包茎ではない男性と比べると、性器が普段から湿った状態になり、恥垢も溜まりやすく、常に清潔に保つことが難しいため、性病や性感染症の原因となる細菌やカビが増殖しやすい状態となってしまいます。

本来なら感染の可能性が低い性感染症であったとしても、包茎が症状の悪化や感染の拡大を招いてしまう可能性は十分にあると思います。


中でもクラミジア感染症や淋病などは、女性の不妊症や子宮外妊娠の原因となったりと、セックスをした女性に性感染症を移してしまうだけではなく、その他の病気や症状を誘発してしまうことにも繋がります。

大切なパートナーのためにも、しっかりと包茎の治療や清潔にする努力をすることをおすすめします。


このページでは主に包茎と性感染症についてお話しましたが、包茎が原因で発症しやすい性病以外の病気については、次のページで解説していますので、参考にしてください。


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